言の葉の庭

なんだろう。
夏と雨と消え去る時間と真っ直ぐな気持ちと心が開くことの映画であった。

心がひらく。

その瞬間が45分という時間の中にたたみこまれ、ふくらみと凝縮が混在した点をつくりだしていた。
そこにあるのは時間であり、感覚であり、消えるのだけれど消えないなにかである。

我々は概念としての「それ」のためにあるのではないか、そう思った。