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2003年10月01日

図書館+本屋+ホテル

泊まれる図書館というものがあることをこのエントリーのコメントで知った。

10年以上前にアメリカにあるカフェが併設された本屋の特集をTVでみた。
当時は日本の本屋というと立ち読みをしていると漫画に出てくるようにパタパタとはたきで邪魔をされる、みたいな印象があった。(「ドラえもん」でのび太がよくやられている)だから、自分の好みの本をもってカフェで休みながら楽しむ、というスタイルに感動を覚えた。こんな本屋があったら毎日いきたい、そう思った。

日本の本屋もブックファーストやABCなど綺麗な本屋が増えたのは嬉しい。ブックファーストは椅子が置いてあって、そこで自由に本を読める。最近、銀座にもできたので最近はよくいく。

それでも昔みたあのアメリカの本屋の雰囲気にはほど遠い。

図書館は嫌いではない。
本がたくさんあるので気持ちがいい。
しかし、図書館に集まる人々は大がつくほど嫌いだ。
僕は図書館に行くたびに生気を吸い取られる気分になる。
それは「図書館人」と僕が呼んでいる人種に負うところが大きい。

図書館人とは図書館の椅子で眠っている何を生業としているのかわからないくすんだ人々である。
みんな本を読んでいるわけではない。
大概は眠っている。
彼らは電車に溢れる影のような人々と似ている。
生気が薄いのである。

なので僕は図書館は好きだが図書館に集まる図書館人は嫌いだ。
ちなみに、どこの街のどんな図書館にいってもこの種の人々が存在する。
何故だろう?

表題に戻ろう。
僕が欲しいなと思うのは泊まれる本屋である。
図書館もいいのだが本屋にあるライブ感が僕は好きだ。
本屋で本を眺めてると時勢を感じる。
積み上げられた本と情報に包まれる感覚。
あの感覚が好きだ。

大きめの本屋で全てのコーナーをざっとみてまわる。
様々な分野の情報がいっきに入ってきて交差する。
選択された「いま」の断片を短い時間で堪能できる。
雑誌を自分で編集している感覚である。
そうだ。
本屋に行くことは雑誌を読むことに似ている。
ピンときた本をパラパラと読む。
面白そうな本を手にとって眺めてみる。
一冊一冊は別々のパッケージだ。
それらは書店のある一角に配置される。
この配置は雑誌における編集と同じだ。

また本屋に並ぶ本はリアルタイムにどんどん入れ替わる。
この入れ替わりのライブ感覚が雑誌的なのである。
僕は本屋に本を探しにいくことはほとんどない。
入れ替わる本のライブ感を楽しみにいくのである。

こうした楽しみの唯一の欠点は図書館との違いでもあるが椅子と机がないということだ。
巨大な書店になるとワンフロアだけで膝が痛くなる。

本屋にはエンターテイメントの要素、遊ぶ楽しさ、がまだまだ足りない。
未来の本屋といったとき、雑誌を読むように楽しめる本屋という回答もあるはずだ。

入場料が必要な本屋があってもいい。
表題のホテルのような本屋があってもいい。
心ゆくまでライブ感を楽しめる本屋。

本屋もまだまだ遊びを開拓できそうである。

投稿者 TKM : 2003年10月01日 02:11

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コメント

あ、これ同感です。ちょっと時間があると特に用事も無く本屋にフラッと入って直感的に目についた本を手にするのいいよね。ほんと、その時その時の世の中の雰囲気と自分の直感が当たっているときはちょこっとうれしくなる時がある。自分の感性に近いのは、青山のlibroかなぁ…(笑)

投稿者 : 2003年10月01日 08:49

"You got a mail" でメグ・ライアンのやっている本屋がもう少し大きくなっていろんなジャンルの本を扱ってくれればぜひ行きたい!

ハリー・ポッターの中で教科書買うシーンあったけど、ああいう本屋も好き。ところせましと本があり、天井まであってハシゴでとりにいくような(笑) 埃をかぶった本がいっぱいあるような、ね。

そんなところに泊まれればなあ。

投稿者 志乃 : 2003年10月01日 15:59

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