2003年11月15日
信頼とベストの関係性
信頼について考える。
実は信頼するというのはとても難しい。
大抵、人との問題は人に対する信頼が揺らぐことから生じる。
疑心暗鬼である。
どんな些細なことでも信頼が揺らげば過大解釈が可能である。
情報なんてのは特にそうである。
固定できないからその時その時で意味が変わってくる。
人を信頼することが難しいのは信頼は裏切られるかもしれないという恐れがあるからだ。
およそ人に最も深いダメージを与えるのは信頼していたものが裏切られる時であろう。そういう時、人は激昂したり、落胆したり、破壊的な行為に走ったりする。
しかし、よく考えてみれば信頼というものは自分の中にあるものだ。
相手の中にあるわけではない。
言い換えれば自分が決めつけている未来に過ぎない。
その未来がズレたところで落胆したり激昂したりする必要があるだろうか。
現実には予想通りの未来がくることの方が稀だし、天気予報が外れたからといって激昂する人はいない。
それが人が相手になった途端、様子が変わる。
人の心だって常に同じでいるわけではない。
天気みたいに晴れの日もあれば曇りの日もある。
嵐の日もある。
人の心もそういうものだ、と思っていればいいのである。
相手の態度で自分や信頼が揺らぐ必要はない。
晴れの日はピクニックにいくように気持ちよく接すればいいし、寒い日は厚着をし、嵐の日にはカッパでフル装備するとか、家でゆっくりすればいい。人の意識は常に一定であるわけではないのだ。その時々に応じて相手とベストの関係性をつくっていく、本当の信頼とはそういうものである。
そういうつきあい方ができるようになれれば人に起因する問題は無くなる。
過剰な期待によって自分でドラマをつくりあげ、勝手に激昂し、勝手に落胆するのははっきりいってしまえば「暇」な人のやることだと思う。
僕はいまでも覚えている。
小学生のある日、どこかでこんな話を聞いた。
「人生で一番幸せな時間はいつですか?」
僕も一緒に考えた。
その女の人はこういった。
「私の一番幸せな時間は何も考えていない時間。幸せな時間って何も考えていないような気がするな。」
投稿者 TKM : 2003年11月15日 19:11
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コメント
私もずっと同じように思ってました。
TrackBackしようとしたらうまくいかなかったので、ご報告まで…。
投稿者 スオミ : 2003年11月16日 23:39
コメントありがとうございます。
自分が落胆や激昂するときってなんでそうなってるんだろう、と考えていったら、自分が想定した未来が裏切られることに反応しているんだな、と気づきました。
予想外の未来がやってきた時のいい方にズレると喜びにつながるのだと思います。
投稿者 かがやとものり : 2003年11月17日 03:18