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2003年11月17日
パリの朝食
その街は光りに溢れていた。
前の席で食事をしていた中国人の女の人がここはパリだと教えてくれた。
ガツガツとかっこむように食事をしていたら彼女が
「わたしのも食べてみるか?」
という。喜んでとまた食べ始める。中国語で何かはなそうとするが
「おいしい」
「今晩のみにいきませんか」
しかわからないので会話にならない。しばらくするとギャルソンがきて何やら打ち合わせをしている。タクシーが止まって僕の連れは
「じゃあ、いってくるわ。バスにのって向こうにいけばいいから。あの光ってるのが凱旋門で、向こうが...。」
といってブーンとどこかにいってしまった。水の上に浮かぶその街をしばらく眺めていた。
夜である。
全てが光りにつつまれている。
水に浮かぶ金色の都市。
その20分前。
アルプスにいた。
まだ雪は多くない。
スノーボードで山頂からおりていく。
幾度も幾度も滑降を繰り返す。
その20分前。
父が運転する車で山に向かう。
駐車場がないので裏にまわるとそこは浦になっている。
浦の路地は狭く、教習所のクランクを半分にしたくらいである。
しかたなく、街を巡る電車に飛び乗ろうとすると漁師のオジサンに「いまはアレの時期だよ」と言われる。電車の窓にはガラスがない。座敷のような車両である。窓枠につかまってよじ登ろうとするが力がうまくはいらない。客席をのぞくと原色でできたチープな3D画像、パラッパラッパーのグラフィックスみたいなもの、がホログラフィーのように人々の顔を表現していた。
再びパリに戻ると宮島さんが「足は○○。手は○○。それじゃ頭はCPU。」とパフォーマンスをやっていた。みんな必死に聞き入っていた。
投稿者 TKM : 2003年11月17日 12:32
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