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2003年11月20日
googleとブログとWikiとさくら蕎麦
とWikiに書いておいたらWiki経由でたくさんのアクセスがあったんですよ、と増田さんに言われた。
はっきりいってこれは自分の勘違いなのだが登場した増田さんは自分の中にあったイメージと全くかけ離れて若い方だった。
解説をすると「増田」という名前とサイトの小さな写真から僕の中ではイメージがもう一人のマス→桝山寛と微妙にリンクしてしまっていたのだ。なので増田さんも40歳くらいの人だと勝手に思いこんでいた。
実際にお会いしたら同世代の方であった。
それはさておき。
増田さんの話で面白かったのは米googleの社内のナレッジマネジメントの方法についての話だった。
google社内では社員全員がブログをもち、それをRSSアグリゲータで収集・フィルタ・編集して全員が共有しているのだそうだ。誰が何をやっているのか、ということがそのチャンネル・メディアでわかる、というわけだ。最初はWikiなども利用してみたのだが現在の方法に落ち着いたとのことだからその形式はある環境では有効なのあろう。おそらくこれにはブログの形式がかなり大きく影響していると思う。つまり、どんな人も一度ブログをはじめると半自動的に毎日何かを書き続ける、書き続けやすいので、情報が常に動いている状態になる。昨日のエントリーでも書いたがネットのテキスト・コンテンツが持つ最大の魅力はこのダイナミズムなのだ。
江渡君から芸大の授業でのWikiの活用事例について詳しくヒヤリングしていたのでWikiを使ったナレッジマネジメントの実態についてはをある程度のイメージはあった。しかし、ブログをつかったナレッジマネジメントの実際については初耳だったのでとても新鮮な話題だった。
Wikiは時間、構成人数の面で局所的に密度の濃いグループが発生し消え、発生しする、という形を容認できる集団でのナレッジマネジメントに向いている。いや、言い方が違うか。Wikiは「必要があったら使う」という環境に向いている。
そしてここがポイントだと思うのだが米google社でブログによるナレッジマネジメントとWikiによるナレッジマネジメントはユーザ管理のあるウェブサイトとユーザ管理のないウェブサイトの違いではないだろうか。
この話何かに似てるなあ、と思っていたがいま思い出した。
「Macを使って書かれた論文と別なシステム(Dos/Unix)を使って書かれた論文では文章の感じが違う」
僕が学生時代に教授らがよくそんなことをいっていた。
僕の世代のSFCの人達なら、ああそういう話よくあったっけ、と思いあたるだろう。
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僕はブログを持っている友人6人のサイトをRSSアグリゲータを使ってみている。
IMほどのリアルタイム性はないがデイリーもしくは何時間毎といった単位でその人が感じていること鼓動や空気が伝わってくる。一度この面白さを知ってしまうとやめられなくなる。僕にとって「友人のブログ」というコンテクストはかなり大きくテキストの価値に影響を与えている。
WikiにはWikiの良さがある。
それはRSSリーダとブログという組み合わせによって僕が感じている魅力とは全然別なものだ。
Wikiに触っていると、考えたり、つくったりしたくなる。
発信ともまた違う。
かといって独り言でもない。
ブログだろうとWikiだろうとそんなものは関係ない、面白ければいいじゃないか、という意見もあるかもしれない。けれど、その意見はここでは全く的はずれだ。僕がここで言っているのは内容の面白さについてではない。メディアとしてツールとしてそれを使うことの面白さについて言っているのだ。
僕はMacに初めて触ったとき、素直に「面白い」と感じた。
その時の「面白さ」と同じ種類の「面白さ」について僕は話している。
(これも完結しないのでWikiにもっていこう)
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ところで野知さんに飯野ビルの地下にある蕎麦屋を紹介された。そこの「桜蕎麦」。これがなんとも僕の好みの一品だった。実は僕は冷やしたぬき蕎麦が好きで、サクサクした天かすとガッともってある蕎麦とツユが一緒になってるとなんともいえずそそられるのである。猫舌なのも冷やしが好きな理由の一つではあるのだけれど。
飯野ビルの地下の桜蕎麦はチープといえばチープだが小諸蕎麦のチープさではなく、時間が止まった味が懐かしくもあり、優しくもあり、はじめてなのに馴染みの味がするのであった。
投稿者 TKM : 2003年11月20日 03:13
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コメント
桜蕎麦ファンが一人増えたのは嬉しいな。
かれこれ20年以上喰っているのですよ。
その間味が変わらないのもすんばらしいです。
投稿者 MAO : 2003年11月20日 15:21