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2003年12月17日
証券取引所と破れた制服の裾
東京証券取引所(東証)にいってきた。
ちなみに誰でもいつでも見学が可能だ。
それもそのはずいまは取引がコンピュータ化されているのでマーケットホールには誰もいない。ガランとしている。閑散としている。警備もほとんどいない。見学者用に回廊や広場があり、誰にも使われることのないトラックボール付きのインフォメーション端末がある。博物館や資料館などどこにいってもこの手のマルチメディア端末がある。使っている人は皆無だ。
活気は全くない。
あの警備体制では誰でも手軽に簡単に危険物を持ち込めてしまう。
本当にこれが国の経済の中心・要の一つなのだろうか。
見学に来ている高校生達はワイワイと騒いでいる。
丈のあっていないブレザーをダブダブに着るのが流行なのか。シャツは外にでている。ネクタイはしているが紐を結んでいる感じだ。高校生が制服を崩して着るのは本能的なものだと思う。みんなどこかしら抑圧されている。
回廊で彼らとすれ違う。
どこかの地方の工業高校の生徒だろうか。きっとバスできたんだろうな。
そう思った。
広報の女性が解説を始めたのでソファーで話を聞いた。
とりたてて新しいことを説明しているわけではなく、どれも知っていることなのだが声がききとりやすく説明も簡潔かつ抑揚がありとても上手だ。これにエンターテイメントの要素(ここでいうエンターテイメントは娯楽ではない「もてなし」であり参加し解放され悦びを感じることである)を加えることができれば東証の職員でなくともどこでも重宝されるだろうな、と思った。
「場所を移して中二階のホールで解説をします、皆さんの学校名をマルチスクリーンに表示しますので記念撮影などしてもよいですよ。」
とアナウンスがあったので高校生達がくるまえに一回りしようと下に降りた。
回廊で生徒達は他の見学者の進路を塞いでいたが気にとめる様子はなかった。
とりたててみるものもないのでさっとエスカレータで上の階へもどった。生徒達はホールに並んでいた。50~100人くらいいるだろうか。さっき「皆さんはもう株式売買ゲームをやっているからご存じだと思いますが」といっていた。最近は地方の学校でも進んでいるものだな。と思った。
どこの高校なのだろう、と画面をみてみると「慶應義塾大学湘南藤沢中・高等部」と表示があった。
予想外の文字に少し戸惑う。
地方、しかも、かなり田舎の高校生だと思っていた生徒達(簡単にいうとどうしようもないくらいに田舎っぽく見えたのだ)は母校に併設された中・高等部の生徒であった。
全国の中高の制服の多くがブレザーになったせいだろうか。
地方も都市部もブランド校も生徒の見た目はそれほど変わらないんだな、と思った。
※田舎の高校生が服をわざとだらしなくきたり、いわゆる不良っぽさを追求したりするのは田舎という閉鎖的に空間に対する僅かな反抗。レジスタンスである。抑圧もなにも自己を表現し、理解される場は驚くほど少ない。日本の田舎とは二極化していてコミュニティが崩壊していない場においては人はパーソナリティで判断されるがコミュニティがほぼ崩壊している田舎においては秩序を保つ為の規制が最重要課題とされそれに反するモノは存在を否定される。よってコミュニケーションのチャンネルが閉じられる為、その苛立ちが服装や髪型として顕在化する。が、それらはある種のコードであり、コードを同一にするもの同士のコミュニケーション、コミュニティは逆説的に活性化していく。
投稿者 TKM : 2003年12月17日 04:20
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コメント
な、なにぃ~?
ベトコンラーメンばりの衝撃だよ、その結末は!?
湘南藤沢高校、、、やっぱ田舎だよな、、、
投稿者 やまけん : 2003年12月17日 09:42
ま、我々も田舎モノってことやね(笑)しかし、街中で見る男子生徒の制服の崩し方が皆が皆同じなのが、なんかおかしい。それなら、いっそのことキッチリと制服着てみるとかすりゃいいのに。ちなみにおいらはガクランでした。我が母校では最後のガクランってこともあって以外とプライド持ってキッチリ着ていた記憶がありやす。
投稿者 竹 : 2003年12月17日 12:57