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2004年03月29日
[エッセイ] 高校生の友人と坂本さんの曲
最近、会合にいくとストレスを感じることが多い。
剣道に例えると切っ先でチャカチャカしているようで何につけ思きりが悪い。
適当に話すのが嫌いだ。
当たり障りのない会話も苦手だ。
楽しい人と思われているのかもしれないが内実は違う。
本当に気持ちよく話せるのは何人かしかいない。
稽古をずっとやっていない。
クローゼットの奥にしまってある竹刀を最後に握ったのは1年前だ。
先日、夜更けに高校生の友人と話しをした。
15歳ほどの年齢の差がある。
彼の友人の話。
学校の話。
最近の話。
他愛ない話なのだが心地よい。
若い友人と話していると年齢にどれほどの意味があるのだろうと思う。
話の中で彼がいった
「坂本龍一さんって知ってる?この間、はじめて聴いたんだけれどビックリした」
「何が?」
「うーん、韓国語のラップのとあの音楽の組み合わせはなんか響いた。スゴイと思った」
評論には意味がないなと思った。
僕は彼のこの言葉をきいて最新作を聴いてみようと思った。
家に帰ってからマシンにはいっているはずの「Chasm」からその曲を聴いてみた。
坂本さんの曲を意識してきいたのははじめてではないだろうか。
友人が「ビックリした」という曲を聴いてみる。
仕事場で作曲している時の坂本さんの姿を思い出した。
そうか坂本さん、こういう曲をつくるようになったのか。
いろんなことを思った。
坂本さんを取り巻く人々や環境が3D空間にサークル状に配置された写真のようにゆっくりと回りながら浮かんではきえていく。
何をということはないのだが「ま、いっか」という気持ちになった。
いろんなことがゆっかかりつっかかりしていたけれど、それでも「ま、いっか」と思った。
それもまたそれだし、もっと大きなところでゆるやかにうねっているのだろう。
流れに身を任せようと思うと心地よくなった。
石神井公園にいく電車の時間を調べiPodにChasmを転送してからお茶を飲もうと思った。
投稿者 TKM : 2004年03月29日 08:54
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コメント
昨日かなぁ…坂本龍一さんの記事を読んでいた。YMO自体は彼自身の音楽に対する意識のほんの一部しか使っていなかったとか。そうそう、騒音と音楽はほんとに微妙な違いだなんて書いてあった記憶がありやす。とフト思っただけ(笑)
投稿者 竹 : 2004年03月29日 09:47
「当り障りのない会話が苦手」に同感。
というかできない。適当につきあえる人をすごいと思う。ほんとに。
ここのところ、激動だったけれど会社に向かいながら外堀の桜並木の桜色と桜の匂いをかぎながら歩いていると、「ま、いっか」に落ち着く自分を今朝見つけました。桜の花の香りは桜餅の葉の香りと同じなんだよ。頭で分かっていたつもりだったけれど、体感したのは初めて。なんだか得した気分です。
あ、それと、騒音と音楽の違いは微妙というのは当たっていて、渋谷の雑踏と同じ周波数の音楽つまりうるさいロックをかけると脳が「雑音」として認識するのでそれ以外のことに週チュできるのですって。
投稿者 志乃 : 2004年03月29日 16:51
新曲、ナイスサウンド。
上品を嫌う人はいますまい。
投稿者 PEN : 2004年03月31日 02:17