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2004年05月03日

[俄] ビーチバレーに撃沈す

友人から挑戦状が送られてきた。

「金沢文庫でビーチバレー対決」

朝っぱらから電話で「今日は寒そうなので長袖を着用」とのアドバイスを受ける。いざ出陣してみると実際に寒い。金沢文庫について砂浜を堪能するまもなく、さっそくバレー開始。15年ぶりである。

砂の上だと転んでも大丈夫なので調子のって飛び込んだり、滑り込んだりしているとあっという間に時間が過ぎる。ちょっと足が疲れた、という程度だと思っていたのだが昨年の骨折以来痛めた腰に痛みが走る。腹筋と背筋のバランスが崩れているのだ。

それでも気合いで全行程5時間弱の戦いを終えると身体は「真っ白になっちまったぜ」(by あしたのジョー)状態で歩くのがやっとだった。

ビーチバレーは誰でも楽しめるいいスポーツだと思ったがその面白さにつられ身体の限界まで動いてしまったようだ。案の定、今朝は起きるのがやっとだった。

肩、腰、腕、足、全身がギシギシいっている。
筋肉、関節の柔軟性が落ちているのだ。

やっとの思いで起きあがり、井上康生、棟田、鈴木の柔道家のドキュメントを観た。
井上の肉体に圧倒される。あのまま総合のリングに上がってもかなりのところまでいけるに違いない。身体のつくりが本物の格闘家であった。棟田、鈴木もともに素晴らしい柔道家であるが王者井上のそれは全く異質なものを感じた。


鈴木との決勝戦。
試合前、井上はいつもの闘争心が湧き起こらないことにいらだっていた。
そして井上は鈴木に敗北した。

僕が驚愕を覚えたのは井上が「闘争心」が薄れていることを自覚していたことだ。
井上は肉体、技術ではなくマインドコンディションを自覚していた。

格闘技や武道、スポーツだけでなくあらゆる活動でマインドコンディションは重要である。ビジネスの世界えいえばモチベーションコントロールと同じと考えればいい。個人が持っているヴァリュー、能力はそれだけでは十分の一も機能しない。重要なのはモチベーションである。「やる気」とも少し違う。僕は「ドライブ感」と呼んでいるが意識のノリである。このドライブ感、高揚感をうまく引き出せれば「考える」という状態を抜け出せる。この状態に入ると個人の持つ、能力や技術が「ドライブ」する。

意識的にこれをつくりだせるのか?
という検証は必要だが井上やスケートの清水はこれを意図的にできるレベルにいるアスリートのひとりだと思う。

こうしたモチベーションコントロールの手法は今後の教育や学習の基礎部分に取り入れられる必要がある。

スポーツでも勉強でも政治でも仕事でも最も重要なのは「ドライブ感」から引き出される能力の最大化・最効率化である、と僕は思っている。これはONとOFFという感覚と近いかもしれない。

投稿者 TKM : 2004年05月03日 18:35

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