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2004年05月12日

[雑記] イチローの作文と朝の机

仕事を終えて3時頃に外に出た。

角を曲がってコンビニで買い物をしようとしてふと見上げると高層マンションの向こうに三日月がおぼろに輝いていた。

ビルとビルの間からみる月は藤田先生の描く表紙の絵に似ていた。
藤田先生は仕事でお世話になった会社の社長さんの旦那さんである。
スティーブンキングや宮部みゆきの本の表紙のイラストを数多く手がけている。
みんなで代官山の焼鳥屋に連れて行ってもらった。
その店は偶然はいったのだが雰囲気がモダンでおちつく。
バシ師匠とも一度いったが師匠も絶賛であった。
東京の焼鳥屋では新富町のさくらやとその店がお気に入りだ。
よく雑誌や本に載っている店にはいったことがない。
飲食店に限らずお店がメディアに取り上げられるとサービスの質が落ちていくように感じることが多いのだが気のせいだろうか。
ビジネスや投資は料理店を選ぶのと似ているように思う。
どんな地方にいってもおいしいお店がある。
しかもそれらのお店に派手さはない。
ひたむきに美味しい。
僕はそういう店が好きだ。

月をみていたら「この月にはかえられないな」という気持ちになった。
何にかえられないということはないが午前3時に月をみて「いいなあ」と思えるのは幸せだと思った。

朝方、午前6時。
聖路加タワーの前にある机で勉強した。
生まれて初めて朝に空の下で勉強した。
こういうのもいいもんだな、と思っていたら鳩が二羽飛んできて周りを歩き始めた。
少し肌寒くなったので部屋に戻った。

今日は水曜で築地は休みなのだが道を走る車の音が耳についた。
うるさいのは回転するタイヤと地面が接触するの音なのかエンジン音の方なのか。
音のない車をつくりたいと思った。

「日本の車は音がしない。」

そんなだったら面白いだろうに。
そしたら世界は変わるだろうか。

昨日、安岡正篤の本をぱらぱらと読み返したせいだろう「何もかもを取り去った後に残るもの」という言葉を何度か思い返している。

しんのすけのブログにイチローが6年生の時に書いた作文が載っていた。
負けた、と思った。
世界のイチローはすでにこの時にはじまっていたのだ

投稿者 TKM : 2004年05月12日 07:09

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