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2004年06月30日

[アート] ピエール・カルダン、82歳現役デザイナー

録りためていた日曜美術館をみる。
ピエール・カルダンの特集であった。
1時間の番組で一番印象的だったのは最後にカルダンが自身の創造について語る次のシーンだった。

「私がもし単なる洋服屋ですぐ売れる服をつくろうと考えていたならすぐにおちぶれてしまっていただろう。50年も質の高いふくをつくり名をなすためには創造性を持ち続けなければならない。

創造性というのはセンスとは違う。センスは誰もがもっている。赤が好きな人がいれば青が好きな人もいる。それはすでにあるものを選択するに過ぎない。創造的な発想というのは見る人の気分を害するものかもしれない。好きになれないかもしれない。だけど何もなかったところに何かをつくりだすことなんだ。だから今の僕がある。想像とは常に人を驚かすことなのだ」(ピエール・カルダン・82歳)

カルダンに対しては商業主義に走りすぎているという批判もあると番組では伝えていた。しかしそれは単にビジネス感覚が優れているだけなのかもしれない。何しろ82歳で現役のデザイナーである。それこそが彼の最大の創造であるように僕は感じた。

投稿者 TKM : 2004年06月30日 12:51

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