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2004年08月02日

「この杯を受けてくれ~(中略)左様ならだけが人生さ」(勧酒より) ~このあいだ旅先である人が書いてくれた言葉である

日々は乱気流のように過ぎていく。
生きているのが不思議だ。
昨日、自動車にひかれそうになった。
あそこで人生が終わっていてもおかしくなかった。
戦慄とまではいわないが確かに風景がスローモーションのようにゆっくりと流れていった。

いや本来はあそこで終わっていたのだろう。
たまたまここにいるに過ぎない。

しばらくの間、空をみながら音楽を聴いていた。
ベンチに横になり空を見上げた。
雲ひとつない青く澄み渡った空だった。
人と人が理解しあえたらいいのにとずっと考えていた。

隣のベンチでは子供達が遊んでいる。
母親が女の子に何かを叫んでいる。

太陽がジリジリと照りつける。
夏の日差しである。
太陽のまぶしさに手をかざした。

あの一瞬、10分に満たない時間と数瞬の沈黙を境に滅していく自己を感じた。
板に頭を打ちつけて感情を散らしたのはそれほど昔の出来事ではない。

先週、ブラジル人の運転するタクシーに乗った。
彼にブラジルにいくように強く進められた。
東京駅で降りるとき。
釣り銭を渡しながら「必ず銃を持つように」念を押すように運転手はそう言った。

手のひらの火傷が少し痛む。
跡は消えたが痛みはまだ残っている。

悲観的な感覚はない。
苦々しい重みもない。
もういちどゼロからなのだと言い聞かせて支度を整えはじめる。
カーテンをあけると川の向こうに月が輝いていた。
夜風に吹かれて雲がながれていく。

 「左様ならだけが人生さ」

唐突にその言葉が降ってきた。
幾度か反芻するうちに何故かおかしくて笑っていた。

投稿者 TKM : 2004年08月02日 02:19

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コメント

おーい、まだ人生おわらすなよ!
やること、いっぱいあるぞぉ!

たまたま生きている、それも上等!
オレは マラリアで死にそうになったけど、
あがいて生き延びた。
それも、また、人生!

投稿者 GC_Factory : 2004年08月02日 02:52

マラリアもパワフルだね。
12月にサンパウロいこうよ。

投稿者 かがや : 2004年08月02日 03:00

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