« かなりヘビーな行程 | メイン | 東京Days -銀座のネオンと艶やかな女性達- »

2004年09月13日

沖縄Days -終わらない夏休みの記憶- vol.0

たったの六日間だがこれだけ長い間キーボードに向かうこともなく文章を書くこともなく過ごしたのは2年前のベトナム・カンボジア以降はじめてではないだろうか。そう思う。
沖縄での日々は通常の旅行というよりも修学旅行か宿泊訓練のような日々であった。
毎日何かしらのイベントがあって、それらはとりたてて特別な体験ではないのだけれど一日目はこうして二日目はこうだったな、と思いかえしていくと嬉しさと切なさが混じり合った複雑な気持ちになる。

旅と夏は似ていてどちらも切なくはかない。
その時間を永遠につなぎとめておきたいのにそれができない。

夏の夕方に暮れていく空をみていると今日という一日はもうかえってはこないことを実感する。
昼と夜が交差するその時間が好きだ。
それは嬉しさとも違うし綺麗という感覚とも違う。
いいようのない切ない気持ちがこみ上げ、記憶が蘇り未来や今がたたみ込まれて一気におしよせてくる。誰かにそれを伝えたいと思うのだけれど、その方法がわからなくて、左胸のあたりが苦しくなる。

そして自分が生きていることを実感するのだ。

以前はよく「終わらない夏休み」について考えていた。
夏の夕暮れが永遠につづくならば人の世界は変わっていくのだろうか。
それとも慣れていってしまうのだろうか。

++++++

帰りの飛行機で何年かぶりに吉本ばななの小説を読んだ。
彼女が南米を旅行しインスパイヤされた経験をベースにした短編集である。
てっきりエッセイだと思っていたので失敗したと思ったのだが我慢して読み進めると僕が夏の夕暮れに感じた何かと同じ「気配」についてかかれたページがあった。何度か読み返してノートに書き写した。

こんな風に電車や飛行機の中で集中したのは受験生の頃以来だ。
作品がどうこうということではなく集中していることが面白く羽田についてからもずっとペンを走らせていた。

※次回から旅についてのエントリーをアップしていきます。やまけんのページで旅の行程にそって食べ物について扱っているので同じ時間に僕が何を感じていたのか。もうひとつの旅の記録を書いていきたいと思います。

投稿者 TKM : 2004年09月13日 12:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kagaya.com/mt3/mt-tb.cgi/3503

コメント

おかえりー。
こんどビデオみせて!

投稿者 たどころ : 2004年09月13日 18:28

ただいま戻りました!
ソニーのハンディカム最高でした。ありがとう!
激レアな映像の数々、楽しめると思うので鑑賞会やりましょう。土産もあるぜ。

投稿者 かがや : 2004年09月13日 20:30

コメントしてください




保存しますか?