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2004年09月24日
タイトロープと間合いの取り方
目覚めると午前11時であった。
2時間半くらい眠ったのか。
あまり眠った気がしないが頭は起動しているようだ。
何かに集中したあとは眠りが浅くなる。
夢の中でも思考が継続しているのだろう。
中高生の頃に上級生から呼びだされることが幾度もあった。
対決に向かう放課後までの時間は今日はどうなるだろうかとずっと考えていて気もそぞろであった。ああいうとき人の意識の重みは変化し身体に影響を与える。内蔵が重くなるような感覚があってあればかりは対立の前後にかならず直面しなければならない痛みだ。
バトル・喧嘩自体は大したことはないのだがその手前の重い空気が苦手だった。
じきに慣れていったのだろうけれど楽しくはなかった。
彼らが何故、絡んでくるのかはなんとなくわかった。
その大部分はコミュニケーションへの欲求の裏返しだ。
無視していたわけではない。
チャンネルが違ったのだろう。
およそ人と人の関係にはそういうタイトロープな時間が存在するものだと理解している。人と人が正面から向き合えばどうしたって対立は避けられない。
ではどうすればいいのか。
もう一歩進んでつばぜり合いの距離までつめよるのも一つの解法であろう。
その逆でもいい。
相手と自分が拮抗するポイント。
弛緩ではなく適度な緊張。
ようは間合いなのだ。
これは親密さとは別の問題でどのような関係にある二者も間合いを間違えれば「クリティカルな一撃」を与え合う位置に立つことがある。
自然と同じく人も絶えず変調しており、常に同じ状態にはいない。
そうした変化を感じ取り相手との間にベストの間合いをつくることができるかどうかが問題だ。ベストの間合いとは相手が最も「活きる」間合いである。
これができれば人に関する問題は減っていく。
タク、キッペイと名護の夜に話したのは言い換えればそんなことだったと思う。
投稿者 TKM : 2004年09月24日 11:39
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