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2003年11月28日

Jリーグの生い立ちとモラトリアムの発動について

朝ご飯を食べつつはて何時かな、とTVをつけると強面のオジサンが話をしている。
聞いていると「改革はトップダウンでしかできません。ボトムアップで改革はあるけれどそれは改革ではなく徐々に変わっていくということで...」と話が続く。

しばらくみているとJリーグ立ち上げの秘話だとわかった。
Yahoo!で調べると「ビジネス塾/川淵三郎・Jリーグをつくった男」の再放送であった。
スポーツマネジメントへかける熱い想いが伝わってきた。
惜しい。
タケザワにみせてやりたかった。

昨夜、急に右手の小指が痛い。
キーボードのスプリングが弱くなったのだろうか、リターンキーの感触に違和感を感じる。

朝のニュースをみるのはいつ以来だろう。
NHKの朝のニュースは農家の朝である。
アナウンサーの声をきいていると田舎とか農家の風景が思い浮かぶのである。

空が白んでいく。
築地にはターレットが行き交う。
井上(築地にある行列のできるラーメン屋。朝4時30分~午後1時30分まで営業)の前では築地の男達が麺をすすっていた。隣のターレットの荷台で朝帰りのサラリーマン二人が並んでラーメンと格闘している。

ところでこの国の財政は完全に破綻している。

TVのCMでは江角マキコが「年金がもらえないって誰がいった?」とPRするが実質的に年金問題はそんな言葉でごまかせるものではない。現在、国民から年金の積み立て額としてもらっている額が153兆円。一方で国が払うと約束している年金の総額は797兆円。(確定給付の場合)

国のバランスシートをみてみると負債額は年金を除いて711兆円。国の総資産額がおよそ701兆円くらいだから、この時点で年金分は完全に赤字である。

確定給付的な考えでいった場合、日本国は約800兆円(子供まで含めて国民一人あたり700万円)の赤字となる。確定拠出に移行していくとしても800兆円分は過去に国が保証してしまったお金だからこの部分をチャラにすることはできない。(それをやったら詐欺国家になる)

となれば国債の発行となるのだろうけれど、国債の財源は....税金である。
結局しわ寄せはこちらにかえってくる、というわけだ。
ヤクザ・リセッション...光文社ペーパーバックス」のリアリティが増していく。

冗談ではなくモラトリアム(徳政令)の発動は避けられないと思う。
(現実的に考えるならば年金の約束は破棄されるしかない。年金基金の利率は絵に描いた餅であろう。それでも短期的には約束通り支給するのだろうからほとんど火事場泥棒である。ところでこの20年で日本は8000兆円のGDPを産んできた。この富みはどこに消えたのだろう?→答えは「道路、年金、社会資本」などつまりヤクザリセッションで指摘されているタカリの温床である)

まだ実感がないので日々は変わらないように見える。
しかし、心理的なリセッション(特にモラルとパッションの面で)が進行していくと、ある日突然、相転移が起こる。

カエルは熱湯に入れられるとパっと飛び出すが水から徐々に熱していくと逃げ出せずに茹でられ死んでしまうのだそうだ。

不思議である。
太陽は同じようにのぼり、朝は同じように訪れるのに人や社会は変わっていく。

バランス。
世界とはバランスのことなのだ、と思う。

++++++

追伸:いっちゃあなんだがWinnyの問題は茶番だ。パフォーマンスに過ぎない。秋葉原にいけば一つのソフトに100本くらいのファミコンのソフトがつめこまれたROMが普通に売っている。御徒町のパチモン屋には中国製のNintendo64のコントローラー型ゲーム機が売られている。このマシンはよくできていて64のコントローラーの形状にファミコンの基盤と150本くらいのゲームソフトをを詰め込んであり、コントローラーをTVのビデオ入力端子につなぐといきなりゲームパラダイスが現実のものとなる。
なんでこれを取り締まらない?(「コピー=極刑」にしたら明日から日本ではコピーは消滅する。同時に社会が窮屈になって体制も崩壊するだろうけれど。なんだっけ日本史でもあったな確か。田沼意次と松平定信だ。)
更にアジアにいけば珍しくもないがどこにいっても100円~500円くらいで上映中の映画を撮影したDVDが堂々と売られている。全てパチモノ。コピーである。
WinnyやWinMXの不正コピー配信問題の摘発など些事も些事。あのレベルの流通量で産業が崩壊することはない。仮に産業をおびやかすのだとしたら更にその上でどうやったら発展できるかを考えればいいだけだ。逆の発想でいったオープンソースの成功から何も学んでいない。何もかも形だけ。ポーズだけ。だから気分やモラルがリセッションへと向かっていく。日本国において全てのソフトはオープンソースかつシェアウェア、もしくは、コピーフリーにする、というモラトリアムの発令があったらどうなるんだろう。ソフトウェア産業は滅亡するだろうか?
そんなで競争力を失うようなソフトなら最初から消えるべき、ではないだろうか。
改革はトップダウンでなければならない、というのは今朝の言葉。
以前、日曜美術館をみていて知ったのだがパリという街はナポレオン3世がトップダウンでいまの形にしたのだそうだ。そういえば江戸もトップダウンでつくられた街だった。

いま日本にはトップがいない。
「ヤクザリセッション」の言葉を借りるなら、トップには小利口な強盗団がいるだけだ。

投稿者 TKM : 2003年11月28日 06:40

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コメント

おはようさん。
休暇→出張とバタバタでごわした。そそ、Jリーグの話しはsmsでも取り上げておりやんす。でもって、やっぱりTOP-DOWNとタイミングと運なんだって感じ。

投稿者 : 2003年11月28日 08:32

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