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2004年06月24日
[アート] ベジャール、バレエ、リュミエール(1)
恵比寿駅についた時はすでに7時24分。
地上にあがるまでの駅構内は人であふれている。
人の間を縫って走ろうにもあそこまですし詰めだと物理的にも走ることは困難である。
エスカレータを登る人、階段を歩く人、改札を出る人。
その全てがおそろしくのっそりとしている。
都市部の混雑した駅の改札で人はぼんやりとゆっくりと動く。
しかし電車に乗り込む時はダッシュだ。
地上にでて時間を確かめる。
午後7時28分。
二分くらい進んでいるから上映時間の7時30分まではあと4分ある。
地下鉄恵比寿駅からガーデンプレイスまであるくと6~7分かかる。
駅からガーデンプレイスの敷地までは動く歩道が敷かれている。
そのため駅の側にあるように感じるが思ったよりも距離がある。
ガーデンプレイスの入り口のところにあるパン屋でパンを買う。
ガーデンシネマは飲食禁止なのでパンを囓りながら急ぐ。
「ただいま予告編上映中です後方左手の入り口よりお入り下さい」
係員がいう。
どうにか上映時間に間に合った。
まもなく、数十分前にネットでみたトレイラーと同じ音楽が流れ映画が始まった。
映画がはじまってすぐの場面。食堂でベジャールが昼食を食べている。彼の視線が壁に向けられる。カメラが壁に向かう。壁に紙が貼り付けられている。そこにはこう書かれていた。
「一見無益なものが一番有益である/モーリス・ベジャール」
投稿者 TKM : 2004年06月24日 18:10
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