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2004年12月23日

「MIND GAME」 ~とにかく観ろ、いますぐ観ろ~

久しぶりに映画にやられた。
映画「MIND GAME」は文句なしに2004年に観た映画の中で最も心と身体を揺さぶられた一本である。中盤以降のユートピア幻想な世界は「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」のあの「終わらない夏休み」と同種の世界観を彷彿させるし、何よりテーマとモードのズレが素晴らしい。

この種の逸脱、デファミリアライズ感は庵野秀明監督のアニメ版「彼氏彼女の事情」にもみられる。素晴らしきダイナミズムである。90分という短い時間だったがこの世界に僕は酔いしれた。

文句なしに絶賛である。
押井守の「御先祖様万々歳!! 」をみた時もそのヤラレた感にフワっと意識がブレたが「MIND GAME」の爆発する異化は進化と呼ぶべきであろう。
この疾走感とカタルシス。
手放しで賞賛したい。

似たイメージとして最初「ウェイキング・ライフ」を思い浮かべたが(「ウェイキング・ライフ」の哲学的な語り口とは全く趣を異にするけれど)完成度、作品性どちらをとっても「MIND GAME」のインパクトとは比べ物にならない。
立ち上がって拍手したい。

この作品が人の目に触れずにひっそりと公開されていたということに慄然とした。
世の中はそこまで鈍化しているのだろうか?

あまりにも楽しく、嬉しく、昂揚を感じた。
これほどの楽しさは「ツィゴイネルワイゼン」いらいではないだろうか。
それだけで酔ってしまう。
が、この作品を観るときにはアドバイスしたい。
45分過ぎからは是非、ビールを飲みながら鑑賞すべきだ。
ただし絶対に独りで観なければならない。
これが鉄則である。

ユートピアな世界とそこから先のデファミリアライズ感がドライブされる。
どうせ観るなら作品と同種のモードであるべきだし、その方が100倍くらい作品を楽しめる。
下手な気づかいによって感覚をごまかすのはこの作品の場合、マイナスだ。

いやはや、こんなに愉快な夜はいつぶりだ。

勿論、劇映画としての比較は成立しないのであるがひとこといいたい。

ピクサー?
Mr.インクレディブル?
ハウルの動く城?

眠たいことをいってる場合か?
冗談じゃない。これを観ろってんだ。

いまのこの感覚を誰かと共有せずにはいられない。
近くにおいなければ貸してやる、とにかく観ろ!

日本語ができて良かったと感じるのはこういう時だ。
心からそう思う。
至福の時である。

◆これを観ずして何をみる?

マインド・ゲーム

おすすめ平均
。。。衝撃。。。
最高傑作!
これぞ日本のアニメーション。

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◆エントリー関連作品

投稿者 TKM : 2004年12月23日 01:24

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コメント

俺、観たかったんだけど上映おわっちゃってたんだよ。
貸してくれ!

投稿者 Yけん : 2004年12月23日 08:24

こんにちは。
僕もこのタイトル気になってたところです。

レンタルはされているんですかな。
明日、ツタヤに行って見てみますw

投稿者 すずきたつお : 2004年12月27日 15:20

すずき君、ごぶさたしてます。
是非、見て下さい!

あとアソブ研の方でもガンダムネタでやりたいのがあるので一緒にやりましょう!

投稿者 かがや : 2004年12月31日 02:53

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