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2005年01月13日
東京復帰
土曜日から福島にいっていた。
昨夜、東京に戻るとあまりもの温度差に驚いた。
暖かいのではなく暑い。
暖房が過剰なのだろうか。
ともかく施設という施設が過度に熱されているように感じた。
映画「もののけ姫」の中で主人公の少女がシシガミの住む池にある小島に負傷したアシタカ(もうひとりの主人公)を連れて行った後、アシタカを抱えた自分の腕のにおいをかいで「人間くさい」と呟くシーンがある。
昨日、上野駅の中央出口を出て大江戸線に向かう地下道にはいったときそのセリフを思い出した。
地下道には暖房と人の人いきれが混じった独特のにおいが満ちていた。
それがいいとか悪いではなくて人間というのは臭いを持っているのだという事を実感したのであった。
++++++
昨夜、夢を観た。
少女がスピーチをしていた。
日本人の少女である。
歳は10代。
彼女は自分が生きている時代や世界について自分がどう感じているかを自分の言葉で話していた。過度な技や情熱的なもの言いではない。自然な言葉であった。話が終わると彼女は自己紹介をはじめた。
綺麗な英語であった。
「私の名前はキョウコです。アメリカ人です。え?日本人にしかみえない?そうですか?でも日本語の細かい言葉を知ってますよ。こんな言葉ってありますよね」
と古語をスラスラと話した。話をきいていて僕はこれからはくだらない議論は失せていきこういうことになっていくのだろうなと思った。彼女の英語は美しかった。日本語も素晴らしかった。彼女はアメリカ人だといったがそこには大した意味がないようにきこえた。彼女自身、それを意識してはいないだろう。
彼女の演説の後でバスにのって移動した。
男の子二人の兄弟がバスを降りようとしていた。
小学校高学年だろうか。まだあどけない。
彼らの後ろの座席には上級生が座っている。
こちらは30後半の年配の上級生だ。
兄弟にとって先輩の存在は別な世界であり、彼らの生活とは異なるルールがそこにはあった。
弟がその男の世界に取り込まれようとしていた。
兄はそれに気づいたがどうすることもできなかった。
バスはトンネルの中をくぐり抜けていく。
時間が分断され過去と未来が交差していく。
兄は席を立ち、過去に歩き始めた。
時間が揺り戻されていった。
投稿者 TKM : 2005年01月13日 02:33
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