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2005年03月08日
『終戦のローレライ』 ~プレゼンテーション映画論~
取り急ぎメモだけ。
興行的には成功すると思われる。
というのは原作に比べ異様に抽象度が薄れており、踊る大捜査線的プレゼンテーション映画になっている。
主演の役所広司は相変わらず熱い演技だ。しかし、後半にいけばいくほどセリフが説明的でラストはハリウッド映画スタイルの 「主旨解説演説」になっている。(実際、説明的な演出が気持ち悪くて最後の方は直視に耐えなかった。他の登場人物もしゃべりすぎだ。 あんなにヘラヘラした軍人がいてたまるか)
複線になるエピソードも端折られていた。
また、「ブラックホーク・ダウン」なアリ地獄的狂気の戦場モードも随分緩和されている。
けれどCGだけで戦闘アクション映画をつくってしまうのはスゴイなと思った。
なにせ潜水艦の内部以外のほとんどの映像がCGである。
ゲームソフトレベルといわれていたが、あなどるなかれ、CGで2時間を魅せるのだからスゴイ。
この手法は今後どんどん増えていくだろう。
僕の提案だがこうした映画は別カテゴリに分類して考えてはどうだろう。
様々な映画を同じ視点で比較してしまうから「いいとか悪い」「内容がない」「リアリティに欠ける」
という感情がわき起こってきてしまう。
同じように劇場で上映されているがこれは映画の手法をつかったプレゼンテーションである、と考えるならば見方もかわってくる。
劇場でなければ観ることができないキツイ映画こそ劇場力を使って観るべき、というのが自分の考えである。なので僕はこの作品の場合、 DVDで観るのがベストだと思う。その方が満足感も高くなるのではないか。1800円払って劇場で観ていると思うから辛口になるわけで。 500円でレンタルして観ていたならば結構満足してしまうかもしれない。
逆に黒沢明の「七人の侍」や先日みたタルコフスキーの「ノスタルジア」 などは劇場でみると素晴らしいが家でDVDでみると視聴するのはとてつもなくツライ。優劣という話ではなく、 コンテンツの方向性によってベストの視聴環境というものがあるのだ。
※原作である書籍版「終戦のローレライ」はエンターテイメント作品としてかなりオススメである。 素晴らしい筆力としかいいようがない。長大だが映画的映像世界が展開され、読後感は良質な映画鑑賞終了時の充足した感覚と似ている。
投稿者 TKM : 2005年03月08日 05:11
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コメント
ああ、ノスタルジア見ましたか。
是非感想をお伺いしたいものです。
かがやさんがアレをどう見たかに興味アリです(笑)
ローレライ、今やっと2巻の途中まで来ました。
面白い。
読むだけで画が思い浮かぶ感じは、ダヴィンチ・コードに近い感じ。
投稿者 kissh : 2005年03月08日 23:21
やっぱ、読むべきですな…
長らくツンドク状態(苦笑)
まずは完読してからってやってると劇場で
見ることできなくなりそ。
投稿者 竹 : 2005年03月09日 08:44
タケ先生>
最近、連日のようにスターバックスにいってます。
スターバックスは禁煙なのでいいね。
というわけで先生もゴーコンのペースを少しゆるめてたまにはお店でローレライでも読んで読書の楽しみをあじわってくださいませ。つーか、はやくケコーンすれば。
投稿者 かがや : 2005年03月11日 02:41



















































































