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2005年03月15日
任天堂・岩田社長のポッドキャスト配信を聴く!
■任天堂岩田社長のスピーチ(Podcast)
話題のPodcastだがまだピンとくるコンテンツにほとんど出会っていなかった。
先日サンフランシスコで行われたGame Developers
Conferenceで任天堂の岩田社長が次世代機
「Revolution」についてのスピーチを行った。
その音声ファイルがPodcastで配信されているとの記事をみつけたのだがまだアクセスしていなかった。今朝、
なんとなしに話題のファイルにアクセスしダウンロードして聴き始めた。
これが実に興味深い体験であった。
岩田社長のスピーチが収録されたMP3ファイルは下記のURLからアクセスできる。
http://www.nintendo.com/newsarticle?articleid=aac722c2-fd99-493e-9d9b-e86b6edbe4b8&page=currentNews
スピーチを聴き始めるとわかるが岩田社長は英語でスピーチをおこなっている。 ネイティブ系の発音ではないので日本人の耳にはとても聞き取りやすい。一時間あまりの講演だがこれがなかなか面白い。 岩田社長がゲームに関わっていくまでの半生などトピックスは抱負だ。
※イトイ新聞の糸井重里氏と岩田社長の対談がオモシロイのでリンクしておきます。
http://www.1101.com/president/index.html
■講演というコンテンツ
このPodcastを聴いて思ったのは先日のしんのすけの学校説明会である。
素晴らしい講演はたくさんの人に聴かれるべきで、あの講演もこのようにPodcastで配信されるべきである。当日、 その場にいけなかった人も聴けるし、講演を聴いてインスパイヤされる人もいるだろう。 一つのソースがそうやって何倍にも広がっていくようなあり方、そういうのがネットと音声コンテンツ(ラジオとは微妙に違うかな) のうまい組み方だと僕は思う。
しかも技術的には全く難しくない。難しいのは番組のつくりかただがこの事例が示すように
「講演」
「スピーチ」
というのは有力なコンテンツのひとつだ。
広告収入で運営されるラジオという媒体ではなかなかフォローできない分野だ。しかし、
この手の講演はけっこうテープやCDになって販売されていたりする。であれば全世界でおこなわれている様々な分野の
「講演・スピーチ」
をポータル的にランキングをかまして提示できれば、更にそれを自動的に編成する仕組みがつくれるならば、 これは結構パワフルな
「チャンネル」
になるのではないだろうか。うーん、これ結構オモシロクないだろうか。
例えば僕だったら格闘家の講演チャンネルというものがあるならばそこのベストセレクションなどはお金を出しても買うかもしれない。
■編成が変わっていく
まだはっきりくっきりとしたイメージはないのだけれど、まず音声でボトムアップの編成チャンネルというのが出来ていって、 その後に映像を含むHP・テキスト・音声・映像ソースが自動的に編成されコンテンツのチャンネルになっていく、 それがいまでいう雑誌や番組のような表現形になっていく。メタ番組化かな。よりインテリジェントなGoogleNewsみたいな感じだ。
既存の番組もその流れに組み込まれていき、番組のつくられ方がいまの逆になっていく。 見たいモノをつくるという方向からつくられた番組が適切な人に向かっていくみたいな感じだ。
そもそもいまでも十分に感覚やメタ情報だけで取捨選択していくには情報が多すぎるのだ。 自動化を持ち込まないととてもじゃないが処理しきれない。メールだって一日にマシに対応できるのは100通くらいだ。 ほりえもんは5000通処理するとのことだけれど、それだって5万通になったら物理的にもアウトだろう。
いまは普通にTVで観てるのは10個くらいのチャンネルだけれどこれが200万チャンネルとかになっていったら番組の番組が番組以上に価値をもっていくわけでネットでいうとヤフーみたいなものができてくるだろう。 その先だとGoogleみたいになるんだろうけれど。でも、もっとその先にいくと自動化、 自己組織化によって編成され成長していくチャンネルみたいなものになるんではないだろうか。全員、マイチャンネルを育てていて、 更にその中でもセンスのいい人のチャンネルはそれ自体が価値をもっていき売買の対象になる、ということもあるかもしれない。
うーん、やはり、メディアの近未来や変化について考えるのはオモシロイ。
■任天堂のトーンというかモードが変わってきた
流しっぱなしのPodcastでは岩田社長のスピーチの前半の山場のようで新作ゼルダのデモが始まっている。この後、 岩田社長は会場の聴衆から今週誕生日を迎えた人を6人ほど壇上に呼び寄せDS版ワイヤレス・マリオカートのデモプレイを楽しんでいる。 解説なしの音声ファイルでもその様子を思い浮かべることができるのはとても不思議だ。 これはゲームというメディアはサウンドアイコンが豊富なためで音が映像的な効果を発揮しているのだろう。 プレゼンを考える上でサウンドアイコンの重要性についてはあまり論じられてないけれどこれはかなり重要だね。
それとこのPodcastを聴いていて思ったけれど任天堂といった時にそこから想起されるイメージがDSを筆頭として「マリオ」や 「カービイ」のキャラの雰囲気がモノ化したものに変化してきたような印象を受ける。Appleっぽいというか。 PlayStaionがWindowsだとするとDSはモロにMacなノリだ。
デザインカンパニーではないけれど任天堂デザインのTVやブラウザ、OSができたらそれはかなり「アソビ」 なテイストになっているだろうし、ゲームの持っているサウンドアイコン、 インターフェイスデザインのトーンというのは今後ますますいろんなところに活用の場を広げていくんじゃないだろうか。
モノがゲームのトーンに染まっていく感じがするのだよね。おー、そしてPodcastは「エレクトロプランクトン」のデモに突入だ!これはスゴい!昔、 我々のチームでつくった「VisualPlayer」 もこういう方向に進化させたいな。
にしても岩田社長、いいわ。
声も微妙にハスキーな感じで好感が持てる。
観衆の拍手とどよめきなんかをきいてると、この感じ、やっぱりAppleのキーノートスピーチに似てるんだよね。
1時間のスピーチだけれど飽きずに聴けてしまう。おそらくTVと違って映像がないから聴けるのだろう。映像があると意識が「観る」
に向かってしまうので作業ができなくなって途中で聴くのをやめていたと思う。
何かしながらという状況に音声コンテンツは向いているのだ。
これも一種のパラレルリアリティだ。
こうやってキュービタルな環境を一般化させていくと何が起こるのだろう。
エンターテイメントや仕事、学習におけるパラレルリアリティ・キュービタル環境の有効性についての考察もオモシロイ。 金曜日に石井先生にお会いしたら話てみよう。
投稿者 TKM : 2005年03月15日 05:50
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コメント
ども!ご無沙汰です。
「講演チャンネル」に引っかかったのでコメントします。
かがやくんが興味ある内容かどうかはわかりませんが、このimpressTVでいろんなセミナーやイベントの講演をストリーミングで配信しています。(無料のものもアリ) コンテンツはソフトウェア関係ばかりですので、ハード屋さんの私としてはもっとコンテンツを増やしていって欲しいところですが…。
こういうことをやっているところもあるってことで、ご参考になれば。
確かにキモは「お金を払ってでも見たい内容かどうか」でしょうねぇ。
かがや氏による講演ポータルサイト作りの際には、ぜひコレも入れてやってください(笑)。
投稿者 よっ。 : 2005年03月22日 00:32
こんにちは。
大変申し訳ないのですがどなたでしょうか?
コメントからはお名前、そして、どこでお会いしたのかがわからないのでメールなどでコンタクトいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
投稿者 かがや : 2005年03月22日 03:39
あらん。分かりませんでしたか。
ではメールにてお送りいたします。
ヒントは「GC_Factory」、「Yけん」、「TK」、そして「自由が丘」です。
投稿者 よっ。 : 2005年03月22日 14:26



















































































