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2005年03月30日
時間について雑感
夜、Skypeで友人達と話す。
みんなは仕事を終え、家にかえってゆっくりしている時間だ。
自分の場合、昼間は調査や請けの仕事や雑務で自分の仕事をはじめるのは夜11時頃からになる。 この時間帯から朝までやって11時頃に起きる。
午前中にかかってくる電話にはほとんどでない。
たいていは急ぎの内容でもないからウチの電話は常に留守電になっている。
用事のある人はメールかメッセージを残してくれるから問題はない。
明日は午前中から三田でミーティングである。といっても大学ではない。
明日の用事は別な場所である。
昨日は『オーマイニュース』の挑戦を読んだ。
韓国は熱いな。
日本だと2chがこうしたエネルギーの集積所になっている。
同じネットのメディアでもモードは随分ちがうものだ。
日本でこの種の論戦が成立するのかは微妙だ。
以前は匿名以外では本音を言えないような環境は最低だと思っていたが考えが変わってきた。
匿名で語られる言葉については批判や苦情がおおい。実際、 批判や苦情をいいたくなる内容も多いのだがそれが何であれそこにエネルギーがあるならそれを否定すべきではない。 表現形だけをみてあーだこーだいうのは誰でもできるし意味がない。それこそエネルギーの浪費だ。
エネルギーは同じ形に固定され続けることはない。
けれどそれがどのような形でどのタイミングで相転移するかを予測することは難しい。
新聞やジャーナリズムについて言及しているブログもたくさんある。 遠回しな言い回しが多いので読むのは結構時間がかかるし疲れてしまう。 しかしあれだけの量のテキスト群が無償で公開されているのはスゴイことだと思う。
よい本や面白い本を見つけるのは難しい。
売れる本がいい本である、という議論もある。
しかし、売れるかどうかはシステムの振る舞いによって決まる。
絶対にハズれない商品など存在しない。
ものごとは無限の直線ではなくカーブにそって進んでいく。
狙って売れるものもある。
しかし中につまっている情報が売れたのではない。
モードが同期したのである。
エネルギーとはそういう性質のものだ。
今のタイミングだとコンテクストが変わるまで日本ではオーマイニュースのようなメディアが受け入れられることはない。だが、 それを嘆く必要もない。
政治意識を持てと危機感を煽る人がいるがそれを語る人でカッコいい人には出会ったことがない。
僕は政治のシステムに興味はあるけれど政治好きな人は好きじゃない。
いい政治というのは人々が政治の話などしようと思わないような政治だ。
使うべきモードを間違えた正論は役立たずなノイズだ。
チャンネルの周波数が違っているならメッセージの内容を変えずにモードを変えればいいのだ。
簡単なことだと思うのだが。
小学生の頃の道徳の教科書に「怒り」の重要性を論じたエッセイがあった。
怒りには効用はない。
文句をいう時間と労力の無駄である。
問題はアソビなノリで解決する方が得だ。
飲み屋で交わされる議論の100%は唄のようなものだ。
それは話であって実行ではない。
内容にかかわらず話すことが楽しいから話すだけである。
そういう割り切りがないなら、話をとっとと切り上げて帰って眠った方が幸せである。
石井先生もいっていたが能なんかで眠るのは悪いことじゃない。
古代の宇宙観的リズムが心を静めていくのだ。
心地よい眠りへの誘いは穏やかにうけいれればいい。
それが自然だし、クラシックだってもとは貴族の子守歌だ。
あがめて奉るのはかまわないがバカ騒ぎの輩は早々にご退陣ねがいたい。
小澤征爾も「一番後ろの席で眠るのが最高に心地よくて大好きな聴き方なんですよ」といってたし。
面白さもなく、刺激もないならそれは対話ではない。
拷問だ。
分かり合うというレベルのコミュニケーションをやろうと思ったら、虚空に舞う他に方法はない。
つまりコミュニケーションのコツは断絶を許容することでもある。
不自由さは嘆くほどの問題でもない。
刺激の数は無限大で時間は有限だ。
自分が夢見ていることはそう多くない。
シンプルだ。
ハードルではなく好みによって人は最適化される。
それは真理だ。
陸上競技に限らずハードルは非効率な存在だ。
ハードルそのものをとっぱらってしまえばボトムアップの知が起動して最適化が実行される。
お金の効率を今の10000倍くらいにした状態をイメージして欲しい。
価値とはコンテクスト依存であって絶対的なものではないことに気づく。
あるものを好む人もいればそうでない人もいる。
ハードルがなくともパターンは自然にできあがる。
また、歪みは最小化され事象は最適化される。
投稿者 TKM : 2005年03月30日 03:17
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