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2005年04月28日

人魚が話す夢を見た

あまりにもインパクトのある夢だった。
泣きながら目覚めた。

こんな夢だった。
PRIDEの吉田選手がモツ鍋をおごってくれるという。
喜んでいくとすでにタケザワ(友人)が段取りをして鍋が開始されている。僕は隣の部屋で床掃除をしていた。 お椀が届けられたので一口食べると。

驚愕。

異様にウマイ。一切れが通常のモツの5倍くらいの大きさである。味はタイの味に肉の風味を追加し、 角煮の質感を与えたような素晴らしき一品。吉田選手曰く、これを食べたらもう鍋ひとつ食べちゃうんだよ。とのことであった。

場所の説明を忘れていた。
ここはフードコートだ。アミューズメント施設な雰囲気である。係の人々はオレンジと白のコスチュームである。 鍋が一段落したので外の芝生に出てみる。ジープがやってきた。黒人のMPがのっている。 ジープのワイパーの前部には小型の機銃らしきものが備え付けられており、リモコンでコントロールできるようになっている。

知り合いらしく皆は談笑している。
アラハマさんが

「ちょっとアレもってきた?」

とMPに尋ねる。英語でのやりとりだ。袋からなにやら取り出して手渡している。一緒に細身の黒人の男性も降りてきた。 どうやら空砲のカートリッジのつまったウージー系のマシンガンの肝試し実験をやろうという試みらしい。

練習に一掃をおこなうと確かに空砲のようだが実弾がはいっていたらここで自分は消えていくのだろうか、と思うと恐かった。 爆音を予想していたが思ったよりも音は小さい。シュパッパッパといった程度の音である。

それを一段に向けて掃射する。音と煙につつまれるがそれだけのことであった。

そのイベントが終わった後、鍋の行われていた部屋にもどるとメニューがおいてあった。開くと3Dになっており、 3m強のリアルな映像が実体化していった。

「そうか菓子セットも頼んであったんだ」

と吉田選手がいう。菓子セットの項目をオーダーすると部屋全体が貸部屋に変容するようだ。 テーブルにはアメリカンなタイプのチープなケーキが用意されている。 円形で締まった感じのスポンジに丸いゼリーのような赤い菓子がトッピングされている。

周りを見渡すと座敷を降りた土間のあたりにウマイ棒100本セット(タラコ味)の紫色のパッケージが無造作に3つ、 4つつまれているのが見えた。

「あぁー!!ウマイ棒だ」

思わず走り寄る。積み上げられたウマイ棒セットの隣に

「4連式ウマイ棒ロケット(1m専用)」

と書かれたガンダムにでてきそうなバズーカ砲を4つほど束ねた機械があった。

「これは…?!」

吉田選手に尋ねると

「やるか」

と言われたのでやることにした。吉田選手に連れられて再び表の芝生にでる。芝生は階段状になっており、 そこに座って我々は発射を見守った。仕事を終えて、仲間の女の子達も海外から集まっていた。

「そうだケータイで動画で録っておこう!」

ケータイを取り出して点火の瞬間を録画しようと構えた。吉田選手のライターが点火ポイントに伸びる。と、 そこでミスって録画ボタンを再度押してしまった。やばい、保存モードに入った。間に合うか?!

そこでウマイ棒ロケットが炸裂した。1m専用なのにはわけがあった。 炸裂するこによって長タイプのウマイ棒がパーティサイズに分割される仕組みなっている。ロケット管の方は空へと飛んでいった。

録画ボタンは間に合ったのだろうか。ドキドキして再生してみると、一回目の録画は点火直後、 二回目の方は飛んでいくロケットを捉えていた。ところが一回目の録画を見直していくと最後の数コマで異様なシーンが展開されていた。

芝生に座っていた女の子(水色のセーター)に向かって彼女の友人らしき女の子がスライディングタックルをしているのである。

スロー再生を試みるとスライディングは女の子にクリーンヒットしていた。 セーターが下からめくれて地肌があらわになってしまったことにやられた女の子は激怒していた。 そしてホイスばりのタックルを相手に決めるとマウントパンチを連打した。

ヤバい、これは止めなければ。画面から目を現実の世界に戻すと二人は肩を組んで飛び去るロケットを見上げていた。 その姿はコミュニケーションの地と図を感じさせた。

イベントが終わり、部屋にもどることにした。部屋は巨大な納屋にかわっていた。左奥には土色の人魚タイプの動物がいた。 ETに似ている。右隅には三角形の顔をした首の長い生物がいる。ベルセルクにでてきた竜に変身する使徒ににている。 この二つの異形な生物に囲まれて今晩は眠らなければならない。

二匹はギャーギャーと騒いでいる。恐怖まではいかないが未知な生物だけにどうあつかっていいのかわからない。 三角顔の顔の方は少しおとなしくなったので人魚タイプをどうにかしようと思った。 ミトウさんが黄色いブラシで身体をあらっているイメージを記憶していた。どうやら寝床を掃除してほしいようである。 巨大なウンコがころがっていたので

「ミルコさん、これどうすればいいの?」

ときくと彼女は

「これから講義なのでまた」

といって去っていった。連れないなあ、と思って途方にくれそうになるが。 ミルコさんはそうはいいながらもセッティングはしていってくれたようで人魚タイプの竜はお湯につかって洗われるのを待っているようだ。

ブラシを探して湯船の方にいくとバシャっとお湯がはじいた。水たまりができて靴が濡れた。メッシュの靴なので濡れても大丈夫だ。 体長は3mくらいあるだろうか。お湯につかると竜は人の姿に近づいていった。が、人ではなかった。下半身はジュゴンのようであった。

褐色の肌を洗っていく。人魚は言葉を話せない。いま書きながら思い出したが人魚の話もたしかそんな拘束条件がつけられていた。

「そうかお前は話せないのか。そうなのか。でも何か言葉のようなものが見えるのだけれどなあ」

そう頭の中に「pLkuls花見」みたいな言葉が見えるのだが意味が全くわからない。同じ人魚族でこの棟にいる友人が遊びにきた。 彼女に

「この子は何かをいっているのかな?」

ときくと

「彼女は子供の頃に声をなくしたからね」

人間にすれば27歳くらいだろうか。褐色の人魚。黒髪である。まあ文句をいってもしかたないのでブラシで洗っていく。

「ねえ、これで強くないの?」

と友人(人魚)にきくと

「大丈夫なんじゃない。かなり強くこするくらいが気持ちいいから。皮の仕組みが違うの」

といっていた。なるほどね。そういうものか。水をかけてゴシゴシとブラッシングしていく。ホントに大丈夫なのか。

「オイ、どうなんだ。なんか文字がイメージではいってくるんだけれど何か意味あるのか?」

などと通じないだろうけれど話かけながら作業を続ける。お湯をかけて鼻歌をうたってやっていたら、周りの世界も楽しそうだ。 現実の世界も映画のようにシーンシーンで音楽が流れたら我々の生活は一変するだろうな。

瞬間、左耳がステレオになった。というのはわかりずらいか。 いままで耳に水が入ったみたいに聞こえていた世界の音が急にハッキリとステレオで聞こえてきたのだ。

ン?!

最初はよく理解できなかった。3秒くらいして、彼女が歌っているのだと気づいた。刹那、半径3mくらいの世界がシンクロした。 相手と自分の世界が解け合うのがわかった。この感覚は感動と呼ぶのだろう。うまい言葉をいおうとするが

「あぁぁ!」

実際に奇跡が起こるとそれくらいしかいえないものだ。友人も言葉をうしなっている。いま自分たちが感じているこの感覚を伝えたい、 そう強く思うのだが誰もそれを言葉にはできないのであった。

そうかこれが声か。声だったんだ。涙が溢れた。同時に目も覚めた。

投稿者 TKM : 2005年04月28日 14:37

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コメント

いいね、人魚の夢。
人魚はアンデルセンでは美しいイメージで描かれているけれど、
陰陽師では異形のものなんだよね・・・。
人魚の肉を食べると不死身になると言われてたり。

人はなぜ人魚に魅せられるのだろう。

わけがわからないものと突然つながる感覚、
人であれモノであれ何であれ、
その瞬間ブワッと心が沸騰します。

投稿者 志乃 : 2005年04月28日 22:23

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