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2005年08月22日
電車と時間と 
普段は時間についてあまり考えない。
自分のペースでやっている限り時間を意識することは少ない。
時間を意識するのは他者の時間が自分の中に入り込んでくる時に限られる。
待ち合わせであったり、締め切りであったり、電車の時間であったり。
僕の生活で最も時間を感じさせるのは電車の時間である。
改札付近で切符を買っている時にゴォーっという音がすると、ああこの電車に乗らなきゃソンしてしまう、というバイアスが効いてしまい、
ホームに駆け込んでしまう。そういう時はたいていあと一歩のところ、10mくらいの差でプシューっという音とともにドアが締まる。
取り残された感に包まれ、足取りもトボトボといった感じになってしまう。
それでも待つ以外にできることはないので次ぎの電車を待つ間を有効に使おうと躍起になる。
電車のペースと自分のペースとの違いによって引き起こされるサインカーブとコサインカーブなズレである。
今朝の夢で僕は5時40分の電車に乗らなければならなかった。なのに立体配置されたメールソフトを操作していたら時を忘れてしまった。 そのメールソフトは高さ5mほどのラック状になっている。直径1cmほどのアルミの棒が二本一組で60cmほど間をあけて立っている。 棒と棒の間には幅15cmくらいの短冊状の板が据え付けられている。この一枚一枚がメールになっているようだ。
キッペイからのメールを探してそれに操作棒(棒状の耳かきのようなもの) をあてるとそこからセンサーが送信者情報を読みとり宛先や添付ファイルをコピーしている。
それをヤマコ達からきていたメールに転送しようとしている時だった。
「あれキッペイ、電車何時だっけ?」
「うーん、5時40分じゃなかったかな?」
時代は進んでいるようでキッペイはホログラムでの参加だったから電車に乗る必要があるのは僕だけだ。
「ヤバイ、あと10分だ。オレはいかなきゃいけないのであとヨロシク。いや、間に合わないかも」
「わかったぁぁぁ」
キッペイの声はこだま系でじょじょに小さくなっていった。
さて急がなければ。タクシーを探すがみつからない。ヨドバシ(何故かこのヨドバシは山奥にある)回り込んでこちらに一台がきてくれた。 ところが既に泥酔した女性が乗車しており、助手席に乗るしかない。親切心で運転手が僕を乗せてくれたようだ。
「スミマセン、駅まで」
「はいー。前の席でゴメンナさいね」
「あー、間に合わないかも。この車の時計だともう37分だ」
あと3分で片道10分の駅までいくのはほぼ不可能だ。さてどうしたものか。思案していたら光景が変わって。 山奥の渓流沿いに暮らす親子と話していた。
「イワナもとれるんですよ」
奥さんはそういった。川では2歳くらいの女の子と4歳くらいの男の子が遊んでいる。
「海とは泳ぎのサイズが違いますね」
「そう?川にも泳ぎはあるんですよ」
「でも海にはクロールがありますよ」
しばらく彼女と話しをした。
左上の方で時計が逆回りにぐるぐるぐるぐると回転するのが見えた。
++++++
夢はその後曖昧になってしまった。
時間をおいかけつづけるような夢だった。
投稿者 TKM : 2005年08月22日 10:41
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