ひろゆき氏が新聞についての考察をしている これは実に面白い視点だ

2008年12月5日

メディアの赤字と頭の弱い人を優遇すること。

上記のエントリー、短く読みやすいが情報生成の費用対効果について論じられていてかなり面白い論考になっている。

こうした「思考センス」はどこからくるのだろうか。
「思考センス」と書いたが世の中には「思考センス」が良い人というのが少なからず存在する。
今晩は田中さんのお誘いでそうした「思考センス」バツグンの人たちの会合に呼んでいただいた。
楽しみである。

ヘルメットコンピュータ わかるけれど絵がスゴ過ぎである

2008年12月5日

File No.1 ヘルメット・コンピュータ − 第3の“目・耳・口”を提供


なんともものすごい絵である。

「ヘルメット x コンピュータ」

というタイトルに惹かれて記事を読んだのだが内容を読み込む前にこの写真のインパクトに脳が揺さぶられた。

「ヘルメット x コンピュータ」

という発想は「?!」があってかなり面白い。
けれどこのデザインには難があるように思う。

デザインに関して言えばほんのちょっとの視点の転換で随分変わると思うのだ。

例えば下記はミリタリー調を意識したデザインのヘルメットである。

こんな感じだったらどうだろう?
米軍のヘリのパイロット用のヘルメットを模したデザインになっているのだが随分印象が変わるのではないだろうか。また色にも問題があると思われ、

同じ白でもこのようにマット調にするだけで印象は随分変わる。
このようにコンセプトは秀逸なのに別な要素が原因で魅力を引き下げてしまっている商品が世の中にはたくさんあるのではないだろうか。

というわけで「デザイン」は大切だな、と思わせられた今朝である。

※内容とは関係ない話だが全ての記事にバイラル用のリンクを用意してもらいたいものだ。貼り付けるだけでパーフェクトな記事要約パッケージがペタペタ貼れるような機構はニュース系サイトには必須である、と思うのは僕だけだろうか。

「チャイルド44(トム・ロブ スミス)」 立ち読みして衝動買いをした小説は久しぶりである、この小説には「人」が棲んでいる

2008年12月5日


チャイルド44 上巻 (新潮文庫)


チャイルド44 下巻 (新潮文庫)

書店に「このミステリーがすごい」などミステリー系のブックガイドが並ぶ時期である。
10日くらい前に有楽町の三省堂をぶらついていたらブックガイドオススメ本コーナーがあって、ぱらぱらと立ち読みすると最初の1ページからバツグンに面白い一冊があった。

それが上記の「チャイルド44」である。
舞台はロシアだ。

読めばわかるがとにかく「寒さ」がリアルである。
特に導入部が秀逸で最初からトップギアで脳内に映像世界が広がっていった。

僕がパラパラ眺めたブックガイドでは4位くらいにランクされていたがざっと6冊くらいを立ち読みしたところダントツに面白そうだったので購入し一気に読んでしまった。

昨日、オアゾに寄ると「このミステリーがすごい」の本年度版が出ていたのでチェックするとなんと1位は「チャイルド44」であった。自分がエライわけでもほめられたわけでもないがわがことのような嬉しさを感じた。

内容についてはブックレビュー系のサイトに譲るとして、自分がどこに惹かれたのかを読後10日を経て考察してみるとおそらく自分は「キャラ」に惹かれていたのではないかと思う。

主人公の「レオ」のキャラ設定と存在が極めて文学的な印象を受けた。
彼は無敵のヒーローではない。
しかし、弱いわけでもない。

悩むし完全な正義の味方でもないがその本質的な部分に「人」がいる。
この「人」に僕はひかれたのだと思う。
彼だけではなく様々なキャラに「人」が見え隠れする。
そしてそれらの「人」は単純ではなく状況によってパーソナリティが変動する。
こうした揺らいだ感じがもともとはつくりものである小説という架空物語に「リアル」を感じさせる要因になっているのではないかと僕は考える。

というわけで単なるミステリー以上の存在感をもった素晴らしい作品であった。
今年の最後に読んだ小説だが文句なしに面白かった。

次はがんばって「ゴールデンスランバー」にトライしてみるつもりだ。